ナラティブ・サポート

語り合い、分かち合い、共感し合い、自分の気持ちを整理することで

自分らしく生きて、その経験を社会に活かすきっかけづくりができる環境を整える


おとなになった障害者のきょうだいの集い




おとなになった障害者のきょうだいの集い


きょうだいの集い 

知的障害者のきょうだいの集いを、毎月1回都内で開催しています。

きょうだいが全国各地から集まり、それぞれの想いを語り合うセルフヘルプグループです。

きょうだい自身に障害や病気があるのではありませんが、家族が抱える障害や病気の責任を負っていたり、

社会が生み出す障壁に嫌な想いをしていたり、同じ立場のきょうだいと出会う機会が少ない傾向にあります。

時には、ネガティブな気持ちや、デメリットに感じていることなどを聴いてもらうことで気持ちが解消され、

情報交換をすることで、不安な気持ちが軽減し、経験談を聴くことで、問題解決の糸口が見つかったり、自然

に視野が広がり、捉え方がポジティブな方向に転換されます。

きょうだいの集い これまでの様子

 

コンセプト

きょうだいに特化した集まりは、分かち合い、ときはなち、ひとりだちのプロセスを経る「セルフヘルプグループ」として

機能を果たしていますが、それだけではなく、話し合いの中から出て来た生活課題を可視化して、それらの解決策を

自らが探るエンパワメント(本来の力を引き出す)サポートの要素も併せ持っています。きょうだいが自分らしい人生

を送るために、時には専門家による話題提供や相談の機会が必要とされるでしょう。

 

きょうだいの集い 参加申込フォームに必要事項を明記の上送信してください。

 

参加者の声

・集いに参加する人々は、深刻な悩みを持った方ももちろんいますが、いつも暗い雰囲気にはならず、前向きなパワーが溢れていて、行くたびに元気をもらえます。

・とても居心地がいいです。

・きょうだいとしての悩みを分かち合うだけでなく、弟と関わる上で実践的なことを教えて頂き勉強になった。
・会の雰囲気も明るく、終わった後、すがすがしい気分になる

・違う立場や年齢でも、似たような経験や気持ち、不安があったりすることがわかり、情報を共有しあえて嬉しい

・今まで自分だけで抱えていたきょうだいとしての不安や経験を話すことができて自分の中のもやっとした部分が軽くなった気がする

・抱えている事情は人それぞれ違うが、同じ思いを経験してきたのだなととても嬉しく思いました。


障害者とは

障害には、身体障害、知的障害、精神障害の3区分の他、発達障害や内部障害など様々な障害があります。本活動において、障害者と表する際には、主に知的障害を伴う先天的な障害や疾病・疾患を伴う人々のことを指します。

 

知的障害とは

先天的な知的発達の遅れにより、発語がしづらかったり、コミュニケーションを取るための言語・非言語による伝達

手段が取りづらい状態のことで、家族や支援者などの生活支援を常に必要としています。

 

おとなになった障害者のきょうだいとは

大学生や新社会人、20代~30代のキャリア形成世代、40代~50代の中堅世代のきょうだいのことです。

恋愛や結婚、子育てや仕事、親の介護と同胞のケアが重なるダブル介護など、様々な複合的な課題を抱えます。

 

世代ごとに異なる課題

10代~20代のきょうだいの悩み

自分の将来を考える時に、常に親や兄弟姉妹の生活課題を優先的に考えてしまう時期です。

・親に兄弟姉妹の面倒をみるように期待されている

・友だちに対して、障害についてどう説明していいかわからない

・進路について相談相手がいない

・就職先や恋愛や人間関係の構築などについて相談できない

 

30代~40代のきょうだいの悩み

恋愛、結婚、子育て、仕事、など、自分の生活で手一杯になる時期です。

・障害のある兄弟姉妹について恋人に打ち明けるタイミング

・障害のある兄弟姉妹の日常生活のケアサポート(親代わり)

・結婚後の自分の家族と、障害のある兄弟姉妹との関係性

・自分の育児を親に相談しづらい

 

40代以降のきょうだいの悩み

親がいるうちに親亡き後についての相談がしたくても親にとって心の準備ができていないことがあります。

看取りや在宅介護などが突然生じたり、同時に障害のある同胞のケアも行う多重介護に陥ることがあります。

未婚で仕事をしている場合、多重介護と仕事のキャリア形成が重なることがあります

子育てをしている場合には、子育てと介護と同胞のケアなど複合的な課題を一人で抱え込みがちになります。