きょうだいの日 ART & CHAT CLUB

2016年11月20日(日)、杉並区で、第五回ACCワークショップを開催しました。

 今回は、新聞を使ったいろいろな遊びをしました。子どもたちがルールを決めたり、遊びをどんどん改良します。

自由な中にも守るところがあったり、平等に順番がまわってきたり・・・本当はもっと遊びたいのだけれど、普段は障害のある兄弟姉妹を優先する生活なので、家族で遊びに行けなかったり、なんとなく話しづらい事があっても我慢することだってあるのです。思いっきり遊ぶことも大事、こころを安定させることも大事。自分の気持ちをうまく面倒がみれるようになったら、子どもたちの世界はもっと拡がります。


対象: 知的障害や医療ケアを必要とするお子さんのきょうだい
年齢: 小学生(6歳~12歳)

会場: 杉並区内の施設

参加費:有料(1000円~2000円)

なぜ、障害のない子どもを対象としているのか?

 子どもたちは、兄弟姉妹が持つ障害を特別なものではなく「普通」のことだと思っています。家族の役に立っていることが嬉しかったり、助け合いや思いやりの精神が強く、家庭の中で自然に情緒豊かな感性が磨かれています。

 しかし、一歩外に出ると、友だちに家族の話を分かってもらえなかったり、大切な兄弟姉妹のことを普通に受け止めてもらえる機会が少なくて悔しい思いをしているのですが、なかなか大人にそれを打ち明けることができません。

 このワークショップでは、似たような立場の同年代の仲間と知り合うきっかけになったり、なかなか言えない気持ちを打ち明けた時に、おとなになったきょうだいやサポーターに、そういった気持ちを受け止めてもらう機会を増やします。

 

ワークショップでは、どんなことをするのですか?

これまでに、プロの講師をお招きして演劇、歌、パステルワーク、人形劇などを取り入れてきました。 今後は、おとなになったきょうだいによる「シブリングサポートワークショップ」を中心に活動しています。





注意事項: 保護者以外の方は、この下にある(一般用)申込フォームをご利用ください。

ART & CHAT CLUBワークショップ参加申込フォーム(家族用)

メモ: * は入力必須項目です


ART & CHAT CLUBワークショップ参加申込フォーム(一般用)

メモ: * は入力必須項目です


きょうだい児(きょうだい児ケアラー)とは?

障害や慢性疾患や病気、医療ケアを受けているお子さんの親代わりのように面倒を見たり、兄弟姉妹だけでなく親の感情面のサポートも行っている子どもや若者のことを「きょうだい児」と呼びます。お手伝いの域を超えたケアをしているにもかかわらず、幼い頃は自分が役に立っていると感じたり、家族との結びつきが強まっていると感じたりすることもあります。障害のあるなしに関わらず長女や長男は似たような役割を果たしますが、その期間がおとなになっても継続し、親亡き後まで長期間にわたってのケアをする立場となるのが「きょうだい」なのです。

 

複合的な課題を抱える

きょうだい児は、同胞が抱えている障害や病気だけではなく、先天的あるいは後天的な環境要因により保護者である親にも鬱病などの精神的な問題やアルコール依存症、家庭内暴力など、複合的な課題を抱えている場合があります。こうした環境で育つきょうだい児は、自分がしっかりしていなくてはならない、家族のことを世間に知られてはいけないと、ひとりで抱え込んで誰にも相談できないようになることがあります。そのことを気付かれないように、家族や周りの人に気が付かれないように元気に振る舞っていることもあります。

 

友だちにわかってもらえない

学校生活は、きょうだい児にとって大切な場所です。家庭内で起きている様々な困難を一時忘れることが出来る場所でもありますが、家庭でのケアや心配事を友達や先生に打ち明けることがなかなか出来ません。また、障害についても専門的な知識を持っているというよりも、個性や性格だと捉えているため、他者にうまく説明することができません。楽しいことを話しても、共感してもらえないため、話すことが面倒になってしまう傾向があります。ともだちも、話しを聴いてあげたいと思っていますが、どう反応していいのかわからないので、うまく対応することができません。

 

プラスの面

協調性がある

公平性がある

思いやりがある

環境適応能力が高い

 

マイナスの面

相談することが苦手

人を信用できない傾向がある

ひとりで抱え込みがちになる

自分のことは後回しにして家族や相手を優先する

自分の欲求が思いつかない

 

きょうだい児をサポートしていくときの注意事項

きょうだい児が話し相手に会える安全な場所を提供する

悩みを話したり、楽しい時間を過ごせる場所を提供する

困難な環境に身を置いているのは自分ひとりではないことを認知させる

きょうだい児の豊かな感情や感性を引き出すプログラムを構築する

保護者に対して、きょうだい児にも感情面でのサポートが必要であることを理解する

きょうだい児に関する社会の意識を高める

 

ボランティアスタッフさんにお手伝いしてほしい事

会場設置(受付設置・椅子や机の移動)

ご家族のお出迎え(元気に声かけをしましょう)

きょうだいさんにスタンプカードを手渡す

きょうだいさんと名札づくり

きょうだいさんとペアになってワークショップに参加します

きょうだいさんの様子に注意して、水分補給を促してください

お母さんにお引渡しをし、一緒に過ごせたお礼を言います

原状回復(机や椅子を元に戻し掃除をします)

ふりかえり会で、感想をシェアします

 

自閉症児のオヤジの会主催 きょうだい児キャンプ ボランティアとして参加(2015年9月19日~20日)