アジア諸国における社会福祉事情

第三回アジア太平洋CBR会議

2015 年9月1日~3日にかけて、CBR会議が開催されました。CBRとは、Communitey Based Rehabilitation、日本語では「地域に根差したリハビリテーション」。WHO(世界保健機構)が1980年代に開発して取り組む活動で、地域 社会にある資源(人・モノ・カネ)を活用して、途上国の農村に住む障がい者と家族の向上を目指しています。近年では、日本を含むアジア全域の障がい者が、 いままでの「守られる立場」から「積極的に社会参加をして社会に貢献する存在としてサポートしよう」というCBID(Community Based Inclusive Development)という動きに発展してきています。貧困が進む地域では、マーケット(市場)や公共施設で段差をなくすというインフラ整備の事例が 紹介されていました。地域を巻き込んだシステムが発達している(といわれている)日本の事例発表は作業所やグループホームでの取り組みの紹介が多かったで す。障がい者のための作業所があり、教育が整備されていて、雇用機会も法律で守られていて、インフラも整っている・・・といわれる日本ですが、人々の障が い者に対する配慮や認知度は以前に比べて低くなっているのではないかと感じました。きょうだいという立場で何ができるのか、深く視野を広げて考えていこう と思います。