きょうだいの私、結婚どうする?

ファーストペンギン主催

ケアラーアクションネットワーク共催

2018年11月10日(土)14時~16時30分 東京都内にて開催

山下のぞみ

総合司会

私自身子どもの頃は、学校にも行けなくて、家庭が自分の世界の全てでした。だから、親に嫌われたらダメ。好かれるようにしなければと思っていました。でも、大人になってきょうだいの仲間に出会い話をする中で自分の世界を狭めていたの自分自身だと知りました。また、親と子ども頃の話をすると自分の考えとは全く違っていたことにも気づきました。

今回のようなオーブンなイベントの場で立場の違う者同士が語り合うことは、自分とは違う世界を見つけられるきっかけになると私は感じました。

藤木和子

パネラー

子どもの頃の私は、弁護士になるよりも結婚の方が難しいと思っていました。 結婚したかったのは、弟の障害をハンデと考えていた(そう考えさせられてしまっていた)からこそ、社会のものさしに認められたい、守られたいという思いが強かったと思います。


東大、弁護士も。 だから私は、このようなイベントに登壇していてなんですが、結婚いいよ♡と押し付けたくありません。


私も、自分のものさしで自分の幸せを追い求めていきたいと思っています!

太田信介

パネラー

30才を過ぎると、障がいのあるきょうだいに関わらず、男性は女性に対して臆病になってきます。20才前後では女性に対して気軽に言えた、「一緒にご飯行こうよ!」「連絡先教えてよ!」などの言葉が、「断れたらどうしよう」と思ったりして、勇気を出せない場合が多くなります。きっと、プライドが高くなったり、カッコつけたりしていると思います。障がいのあるきょうだいに関わらず、悩むということが、解決のヒントになったと思っています。 確かに障がいのあるきょうだいがいるので、カミングアウトには勇気はいると思いますが、きっと障がいのあるきょうだいに限らず、結婚に向かって前進しようと思った時は、勇気がいるのだと思います。

持田恭子

パネラー

きょうだいには、親からも社会からも「きょうだいにとって必要な情報」が届かないことが多いので、自分ひとりで悩みを抱え込んでしまいます。つい悪い方に考えがちですが、兄のことを打ち明けてみると「そうなんだ」と普通に受け入れてくれる人もいました。もちろんその逆の人もいて傷つくこともありました。

兄のことを気軽に話したり、相談する人が身近にいなかったので、自分でハードルを高く上げ過ぎたり、分厚い壁を作ってしまうことがありますが、話してみると案外そのハードルは低いかもしれません。



【報道】障害あるきょうだい 結婚時に相手にどう伝えるか 体験語る

障害のあるきょうだいがいる人たちが、結婚する時に相手にどう伝えればよいのか、体験を語り合うイベントが東京で開かれました。

 

このイベントは、障害のあるきょうだいがいる人たちが結婚する際、相手方に受け入れてもらえるか悩むケースが少なくないとして、支援にあたっている団体が開きました。

東京 千代田区の会場では、実際に結婚した人たちがみずからの体験を語りました。

このうち自閉症の弟がいる太田信介さんは「弟の存在を隠していましたが、自分の人生がうまくいかないのを弟のせいにするのをやめて、会社などで積極的にカミングアウトしたら理解してくれる相手とめぐり会えました」と話しました。

聴覚障害のある弟がいる藤木和子さんは「相手に言うか悩んだときもありましたが、30歳を過ぎたころから受け入れてくれる人と結婚すればいいと思うようになりました」と話しました。

ダウン症の兄がいる持田恭子さんは「悪い方に考えがちですが、意外と受け入れてくれる人もいます。自分で壁を作らないようにしたほうがいい」とアドバイスしていました。

このあと参加者はグループに分かれてそれぞれの悩みを話し合っていました。

自閉症の妹がいる29歳の女性は「相手にきょうだいの存在をどう話すのかを聞けたのでよかったです。ポジティブな話が多くて前向きな気持ちになれました」と話していました。


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